これは自分の備忘録的に、淡々と畑仕事を記録します。
先ずは畑に空気を入れます。スコップを30cmくらい刺していく感じ。
春先にやるというよりは、秋や冬の野菜が収穫し終わったらやっておくようです。
秋耕起(荒起こし)を行った後、霜が立ったり、乾燥したりを繰り返すことで、土の塊が細かく砕かれ、自然に土が耕される。
秋耕起は、いわゆる「荒起こし」「天地返し」と呼ばれるもので、場合によっては、たい肥や腐葉土を施して耕す。
というような説明だったけれど、なんとなく、ぬか床を混ぜるようなイメージ。
これに限らず、春耕起とか、他にもいろいろやり方はあるみたい。
いずれにしても、これって耕運機とか使わないとかなり大変そう。私の借りているスペースはたったの8㎡だから良いけれど。
大きな土の塊も敢えて放置です。
そして、3月後半はいよいよ肥料を仕込んで畝づくり。
窒素、リン、カリウムをほどほどに入れるために、牛糞たい肥、鶏ふん、油かす(油を搾った後の菜種や大豆から作る)を使います。
ちょっと臭いがするのかと思っていましたが、ほぼ匂いなし。しっかり乾燥、醗酵しているので、元の臭いはなくなっています。
どの野菜を植えるかによって、微妙に肥料の割合が違います。土にも寄るので、農園ごとにも違います。
肥料が多すぎると、病気や害虫の被害にあいやすくなるので、バランスがかなり大事なのだそう。
何も分からないので、教わった通りに計量カップなどで測って入れます。
自分で一からやる時は、先ずは適当に入れてみるのかしらん?
花や実のつきを良くするリンが多い鶏ふんは、実野菜の畝にしか入れません。
ピーマン、ナス、トマトの畝に入れる時は、真ん中を深く掘って、そこに肥料を入れます。
それ以外は、上に撒いたら鍬で少し漉き込みます。
鍬やスコップで土を耕す作業って、全身の筋肉を使うということが分かりました。
腹筋も背筋も。たぶんまだ慣れないので、かなり無駄な力を使っていそうではあります。
翌日は背中がつりそうになりました。
家畜のふんや食品の残渣などの天然物質由来の肥料や腐葉土などの有機肥料の良いところは、微生物が分解してから野菜に吸収されるため、効き目がゆっくりなんだそう。
ゆっくりと成長しながらうま味や甘味をぎゅっと蓄える。
そして収穫した後も腐りにくくて日持ちが良くなるとか。
ますます楽しみ。
たぶん、収穫したらあっという間に食べちゃうけれど。
種まき・苗の植え付けまで、2~3週間寝かせて、微生物に分解してもらいます。
肥料を混ぜ込んだら少し土を盛り上げ畝を作ります。
畝を立てる一番の目的は水はけを良くするため。
野菜によってはじめじめ湿った環境を嫌うものもあるので、土を高くすることで通気性や水はけが良くします。
なんとなく、乾いてしまったらダメって思いがちですが、畑は基本的には水やりなどはしないそう。
表面がデコボコしていると、凹んだところに水が溜まりやすいので、ケーキのように?平らにするようにと教わり、畑ってそんなに丁寧にやるものなんだとびっくりしました。
そして最後はマルチ(ここでは黒いビニール)を張ります。
できるだけピンと張ります。1つ目はアドバイザーさんに手伝っていただいたので、さっと終了。
2つ目は娘と一緒にやったけれど、突然空が暗くなってきたので、慌ててしまいました。
(直後に雷と暴風雨!)
残りの二つは後日に1人でやってみたら、結構難しい!
それでも最後はコツをつかんでまあまあきれいに張れました。
あとは4月後半の植え付けを待ちます。
後半2つは、鉄を仕込みました。
おいしくな~れ~(まだ何も植えていない)
畑は富士山の見える高台にあります。