と言っても、なんとなくやってみたいなと言う気持ちはだいぶ前からありました。
子どもの頃にローラインガルスワイルダーの本を読んで、開拓者の自給自足の生活に憧れてみたり。
実際には、本に書かれていたよりも、ずっとずっと過酷な生活だったと知ったのはつい最近のこと。
娘に、「ママ、子どもの頃、何になりたかったの?」と聞かれて、「自給自足の生活に憧れていた」
と言ったら、しばらくだまってから、「変わってるね」と言われました。
子どもの頃、イーストを使わないサワードゥのパンを焼いてみたり、大学生の頃に豆腐を作ってみたり。
そんなことはぽつぽつやってみたし、
made from なものへの興味が尽きなかったことで、パン職人になったのだけど。
なぜか野菜を作るということはついぞ50年トライしていませんでした。
それが、がぜん野菜を作ってみたいと思うようになったのは、2023年の5月、「一般社団法人鉄ミネラル」の野中先生のおはなしを聞いてから。
最初にクラブハウスで先生の話を聞いた時、なんだかよく分からないけれど、なにか本質的なことを言っている気がする。
と思い、すぐに「鉄ミネラルアドバイザー」の講座を受けました。
おおもとは農業に使っている「鉄ミネラル技術」を、人に応用した話で、なかなか衝撃的でした。
自然界で、鉄を循環させるシステム。
分子栄養カウンセラーを名乗っている割には、鉄の重要性を本当には理解していなかったことに気づいたと同時に、「この話は絶対多くの人に伝えたい!」と思って、それまで全然行動できなかった私が、急に「鉄ミネラルのおはなし会」を積極的に開くようになりました。
そんな「鉄ミネラル」のおおもとになっている農業技術。
今のところは、たぶん完全には理解しておりませんが、とにかくアミノ酸の多い、とてもおいしい野菜になるらしいのです。
それ食べたい!!!
ならば、作ってみよう。と思ったのでした。
ちなみに、それに近いと言われる、「びわ湖が恋した野菜たち」を食べましたが、殆どすべての野菜をサラダ(生)で美味しく食べることができるほど、アクやえぐみはなく、私が知っている野菜とは別物でした。
(この写真は会社のHPより)
人間の脳っておもしろいもので、何となく「ハタケハタケ」と思っていたら、最近ジョギングのコースにしていた所に「シェア畑」なるものがある。ということに気がつきました。
え?なんで今まで目に入らなかったんだろう???という場所に。
しかも、時はちょうど畑を耕し始める時期、迷わず契約しました。
シェア畑というのは株式会社アグリメディアが全国138か所に展開している事業です。
現在日本には、農家の高齢化、担い手不足などにより維持・管理出来なくなった農地や使われていない遊休地が多くあり、今もなお増え続けています。
私たちは、そのような農地・遊休地を、誰でも気軽に農業と触れることができる「シェア畑」として再生しています。
というコンセプトも良いですよね。社長さんが農業出身ではなく、不動産出身だからこそできるビジネスだなと思います。
今のわたしにピッタリだったのは、
月会費(実質年契約なので、年会費?)がそれなりにかかりますが、それが高いか安いかは1年やってみて分かるかなと思います。
次回は畝づくりをレポします。