日々の暮らしと時々、分子栄養学

Bスポット治療が怖いと思っている方へ

6回目のBスポット治療に行ってきました

週に1回くらいのペースで通い始め、今日は6回目だったので、

「Bスポット治療してみたいけれど、怖い」

という方のために、個人的な感想を書いてみたいと思います。

 

Bスポット治療が何か?については、「Bスポット治療とは」でググってみてください。

私が今日調べてみたところ、最初に出てきた「ささの耳鼻咽頭科クリニック」さんのHPによると、

コロナ後遺症の全身倦怠感持続にこのBスポット療法が約70%に効果あり

との発表が2021年9月19日の日本病巣疾患研究会で発表されました。

のだそうです。説明も分かりやすかったです。

 

私がこの治療を受け始めたのは、この治療によって、睡眠が改善される人が多いと聞いたから。

最近、これ以外にもいろんな取り組みによって、かなり睡眠が改善してきたのですが、

少し前まで睡眠にてこずっていました。

 

上咽頭炎、過度の肥満、腸の炎症、歯の炎症、などのような、

普段あまり意識しにくい慢性炎症があると、

セロトニン(ハッピーホルモン)、メラトニン(安眠ホルモン)の生成が減る。

というキヌレニン酸仮説が確かなら、なるほどですよね。

いずれにしても、慢性炎症はないにこしたことはありません。

 

治療の適応

どんな人が治療をした方が良いのか?と言えば、「上咽頭に炎症がある人」なのですが、

具体的な症状は、喉鼻の不具合はもちろん、肩こり、頭痛、慢性疲労、皮膚疾患まで関わっていることもあるのだとか。

通っているクリニックでは、気管支喘息の治療にも使っています。

(詳しくは、写真に使わせていただいた本に書かれています。)

治療が適応になるかどうかは、お医者さんの判断によります。

症状から判断することもあれば、自覚症状がなくても、内視鏡などで表面の様子を見て適応になることもあるようです。

私が通っているクリニックは耳鼻科ではなく、呼吸器系のクリニックということもあり、喉鼻周辺のCTを撮って、適応か否かの判断をします。

 

一度でも副鼻腔炎の経験があると、適応になることが多いとおっしゃっていました。

私は子供の頃に重度の副鼻腔炎だったせいもあるのか、適応でした。

 

Bスポット治療はどこの耳鼻科でもやっているわけではなく、日本病巣疾患研究会のホームページから探すことができます。

こちらの中から、比較的近くて、鼻からも喉からもしっかり治療してくれる所を選びました。

お医者さんによっては、鼻からだけの方もいれば、喉からだけの方もいらっしゃいます。

 

どのくらい痛いのか?

これは、表現が難しいですが、、、

経験者のブログなどを読むと、「めちゃくちゃ痛い」「今までで一番痛かった」とか、「すごい血が出た」とか、書いてあるのでビビりますよね。

私も相当ビビってました。

確かに、痛いことは痛いです。涙が1滴こぼれます。

だって、普通に考えたら、鼻の奥に綿棒刺すとかあり得ないですよね。

でも、一瞬です。

喉の場合は、一瞬息が吸えないので、「早く終わって~」と、ちょっと怖くなりますが、

これも一瞬です。

痛みは、炎症の程度によるそうなので、無責任に大したことはない。とは言えないのですが、

私の場合は、血もうっすらとピンクに付く程度、2度と行きたくないというレベルではありませんでした。

そして、1回行くごとに痛みが弱くなっていきます。

こんなんでは迷っている人の背中を押せないか??

 

でも、お勧めします

すごく痛い人というのは、炎症が強いということなので、かなりの体調改善が見込めるのだと思います。

脅すわけではないけれど、慢性炎症というのは、サイレントキラーなんて呼ばれたりもするそうで。

炎症反応で生じた炎症性サイトカインが血流にのって全身をめぐって、全身で炎症が増強されてしまう。

という怖さがあります。

「私、適応かも」と自覚のある方は、案ずるよりも・・・かもしれませんね。